お知らせ
2020年12月1日
” 今月の言葉 “( vol.17(202012))
温故知新
【読み】
おんこちしん
【意味】
前に学んだことや昔の事柄をもう一度調べたりして、新たな道理や知識を見出し、自分のものとすること。
【由来】
2500年以上前(春秋時代)の中国に、孔子という思想家がいた。彼と彼の弟子の言葉や行いを記録した書物を「論語」といい、温故知新は、その中の「為政(いせい)」という章の一節に由来している。そこでは、孔子が、先生になるのにふさわしい人の資格について述べている。「温故而知新、可以為師矣(ふるきをたずねてあたらしきをしれば、もってしとたるべし)」自分が以前に習ったことや昔のことをしっかりと習熟して、新しいことを知ることができるならば、師(先生)となることができる、という意味である。